み❗️のお部屋

King & Prince 永瀬廉くん

大河ドラマの新選組!②

見終わった〜

沖田総司さん最後まで 比較的お元気な様子をドラマでは描いてました…

いや、もう喀血の量が凄すぎて、こんなん一歩も歩けない状態でしょ!

養生するどころの話とちゃうで。

江戸に向かう頃には 本当は船の中でも寝たきり、ましてや植木屋さん家に居候の頃にはほとんど食べれず、やせ細っていないといけないのだが〜〜

深雪大夫の妹 おこうちゃん と、本人達はさらさらそんな気ないけど、恋人ゴッコみたいなのやってる体になってるし。

いや、まぁね、寝たきりじゃなく、1日でも長く元気な沖田総司が最終回まで見れるのは嬉しいことですわ。

えーと、なんと、おこうちゃん死にます…大河ドラマでは、どう漏れたのか、植木屋さんに総司の刺客が来るという。これは、確か史実では、伏見時代に起こった事ですよね。でもタイミング良く総司は難を逃れるという。

とにかく、その刺客に斬られたおこうちゃんの為に 総司の人生で最後の最後になるのであろう、カッコよい剣士姿。これは三谷幸喜のサービスでしょうな。

ま、それは難なく一瞬で斬っちゃう。

総司はおこうちゃんが最後看取るのかな?と思うと、そうじゃなく。そういえば、総司の身の回りの世話をするのは婆さんじゃなかったですねー。その代わりに深雪大夫の妹のおこうちゃんだけど、結局おこうちゃん先に死んでしまう。

総司の死の場面はなかったけど、時系列的に近藤勇の死から数えて一ヶ月後だから、あえてなかったのかな。

匿われてる植木屋では、離れではなく

普通にお家に置いてもらってる風でした。この大河ドラマの総司のラストシーンは、何故か 自分の喀血の血だまりから、一匹の蟻を救ってやるという 

なんとも言えない…シーン…

おこうちゃんにいつか叱られたもんね。蟻一匹でも殺すなと。人斬りという境遇の総司を描写するもの…これがこの大河ドラマ沖田総司のラストシーンかぁ。切ない。襖にも喀血飛び散ってましたね。はぁもう、辛い。

ところで

私が一番泣けたのは源さんの死かな

悪い予感したのだけど、やっぱり源さん周平を守って死んでしまったな…

そんなん彼をそこまで庇わんでもー

まあドラマ的やな。

土方の嘆きが一番響いた。もう、もらい泣き。島田にも。

しかし、源さんってば、なんで総司の労咳気付かなかったのだろう。いつも近くにいたはずなのに。でも待てよ、周平の事ばっかり気にしてたからだな。絶対そうだわ。周平なんかあの時逃してれば良かったのに。すみません、つい…

 

しかし、嫁と母が夫の、息子の斬首見にくるのも気丈ですねぇ。

これは史実?なわけないか。おふでさんが声掛けるのはビックリした。気丈だな。

 

最終回で最後までカッコいい斎藤一

なんか、随所随所で 山Pの面影があるんだよね。オダギリジョー演じる斎藤一。あの後って、でも結局 お首は京都まで行っちゃったから、お首奪取はならず?

永倉新八のあの友達には驚いた!生きてたんかいっっ ズコーやねん。最初誰かわからなかったけど。あと、永倉新八の前に現れた、ヤクザを親の仇で追ってた若者。誰???状態だったけどーー

結局あんたもヤクザかよっていう。

そして、そして、最後までと言えば

原田左之助

最後まで、明るさをありがとう。近藤勇斬首の寸前まで…

ちょっと明るすぎたけど

でも貴方の出てくる全シーンによって本当に救われた。シリアスな場面はドキッとするし。

黒澤明監督の七人の侍

菊千代

的な存在でしたよね〜。

もうとにかく登場人物が多すぎてねー

印象的なのは、谷原章介

伊藤甲子太郎だわ。すごいハマり役。彼しかいないっしょ。イケメンであのイケメンボイス。

油小路の変は、ちょっと脚色が強すぎたけども。近藤勇をイイ人に描かないといけないものね。

土方歳三の洋服姿が見れましたよね。てっきり函館に行ってからと思ってたから。そして、それから、町娘に色眼鏡使っちゃったり、昔の見合い相手に自信満々で密会企てたり←あっさり嫌われてたけど

終盤になって 色気出してきた土方先生。京都時代は忙し過ぎて そんな暇なかったんですね。まあ、そんなのも見たかったけど。京都でも相変わらずの女のトラブル。

あ、いきなり江戸の向かう船で田中邦衛じゃない近藤先生の父のモノマネは笑った。

笑ったといえば、山南さん切腹の次の回。コメディ回はさむのかよ!

 

はぁー全部見終わってちょっと放心状態。

面白かった!

また思い出したことあったら書きます。

とりあえず、新選組は本に戻ります。また図書館で借りてる本があるので。

それから違う新選組のドラマを見てみます。

大河ドラマの新選組!①

大河ドラマ新選組!見てきてるけれど、そろそろクライマックス。

放送当時かなりの話題だったらしいですが、山南さんの切腹の回。

わたし的には うーむ、もうちょい あっさりいっても良かったのでは?と思ってしまった。そして急に明里を絡めすぎかな、と。そしてビックリしたのが、江戸に行くのに明里連れて行ったこと!

う、うそ!かなりビックリした。

うん…余計だったわ。山南さんと総司の2人に集中したかったよ。

そしていよいよ切腹の時。その前の明里との最後のひと時。これも大河ドラマとしての意表を突いたのだろうけど

あの演出はやっぱり悲壮感、緊迫感を削がれてしまった…。明里が切腹を知らない、明るいフリするのが余計に悲しみを誘うのはわかるけれど

わたしは単純なので、涙の別れを見たかったかな。(前の回ぐらいから、いきなり明里出てきて、かなり山南さんとの場面増えたのがなんか不自然で…もういいよ、と思ってしまった。女優さんには罪はないけどね。)

切腹から、近藤 土方の号泣の流れは…

正直土方には人知れず一人で号泣して欲しかったかな…ま、でもこの大河ドラマの2人の関係性からはなくてはならない場面ですね。

そして

沖田総司の描かれ方だけど

やはり子供っぽ過ぎるきらいがあって。史実で伝わっている、冗談好きで明るいところをもっと単純に見せて欲しかった。

そしてもうちょっと人格者であって欲しかった。ウィットに富んでいて。時には土方を黙らせるぐらいの。

そして優しさも見せて欲しかった。

剣術に関してエキセントリックな感はいいのだけど、人間味がないっていうのか

人間的に未熟で自己中に見えたんだよね。結局この大河ドラマでは、医者の娘との恋は出てこず、八木家のおひでちゃんからの総司への片想いに終始していたのだけど。やっぱり総司の恋も見たかったな。なんか、実際総司の縁者のお墓あるようなので、その人との事描いても

ドラマとして 面白かったかも。

今42話でごわす…

とっくに発病してかなり吐血してる総司だけど、まだまだ元気なのが救われます… 予想してたより、かなり出番が

多かった坂本龍馬もついに最後かな。

あと数日で見終われるかな?

 

Hey! Say! JUMP 新曲発売 発表

やっと来た。新曲発売の発表。

5/22 5/29 2週連続発売ですって。

うわぁ ビックリしたぁ

しかも土曜日に発表だよ。

あ、そういえば 新曲発売ファンクラブお知らせメール来ないわ。土曜日だから?? 仕事してくださいよー

そんなことより!

知念君ドラマは想定内だったけど

伊野尾ちゃん出演「家政夫のミタゾノ」も主題歌担当とは、嬉しい😃

さらに倍に嬉しいのが 知念君ドラマ主題歌には

コーセーラチェスカCM曲として

山田涼介ソロシングルが両A面として

発売ですって❗️❗️

私的に歓喜ですぅ❣️

うぅっソロシングル…ソロシングル…

舞い上がっている。正直😍

楽しみですねぇ。

思い起こせば COSMIC☆HUMAN発売は

昨年の8/1 でしたか。もう詳細覚えてないけど、約9ヶ月ぶりで!こう、ドドーンと まあ、 いわゆる

いきなりぶっこんでくるとは、この事ですねぇぇ😆

これで 「映画・ドラマ・舞台のお仕事以外 グループなんもない」と、ヤキモキしていた 全国のJUMPファンも ほっと胸を撫で下ろしてることでしょう。ま、私のことなんですけどね☺️

あ、先週久しぶりに FC動画更新された。山田涼介君の髪型がツボ🥰

あんな襟足長いの見るの 私がJUMPにいれこみはじめてw初めてで

長い前髪と共に 初々しく可愛い💕

燃えよ剣 撮影のカツラの為ですな。

涼介の表情も、撮影が順調に進んでるのか、キラキラ🤩してて、良き良きですな。

伊野尾ちゃんの、クシャミ我慢する顔もドツボに入りました😘 良き良き。

 

燃えよ剣 繋がり

私相変わらず、新選組関連のものを

読んだり見たりしてます。

新選組血風録の次は、子母澤寛

新選組遺聞」を興味のある所というか、読めない所は飛ばして 読んでます。同時進行で

2004 NHK大河ドラマ新選組!

も視聴中。何で視聴中って?まぁ…内緒🤫

えー、やっと芹沢鴨が粛清される話まで来ました。新選組誕生 の回ですわ。

しっかし、芹沢鴨粛清までが 引っ張る引っ張る。半年かけたんですね〜

なんで?????少なくとも3話は余計じゃね? お梅に大活躍させてどうすんねん まあ、男ばかりのドラマの紅一点的な〜 たしかに美しかったけど鈴木京香さん。

ドラマ理想の息子の母ちゃんやないかえー。って お梅見る度に あの母ちゃんと涼介がチラつくーー

ま、置いといて。

なんだかー沖田総司の描き方がイマイチ。朗らかなキャラは保ちつつ、お梅絡みでフラフラしてて、たぶらかされっぱなしでだらしないなー。挙句の果てに 大事な時に芹沢鴨に殴られてるし。

ま、絶対視聴者の期待を裏切りたい、それ狙ったんだと思うけど。そして佐藤浩市芹沢鴨の存在感。凄すぎるが故に

殺され方が、寝てる所を殺されるのではなく、斬り合いに持ち込むんだね。

んー カッコ良く死なせたいのはわかるけれど

ここは史実通りに行って欲しかったかも。鴨。なんつって?

お梅もドラマ的にあまりに史実が悲惨なので、逃がせる方向なのはしょうがないとして。

大河ドラマとしては半分終わってる。

これから、どうなるか というか、どう描かれるか。

あ、補足。

これまで、どうみても

土方歳三

俗っぽくはあるけれど、策士で

頭がキレて

カッコいい

 

新選組血風録 からの〜

やっと全部読んだ

結局も何よりも

人を刀で斬って殺す

ってことはどういう殺し方なのか、殺され方なのか もうね、

いやぁ〜 なんか凄く凄く凄惨な事だったんだな

と、わかりました← そこかよ

今回山田涼介君が、映画「燃えよ剣」に

沖田総司役で出演するってことで

原作読まねば!からの 何も知らなかった3人以外の新選組の隊士、背景を知ろうと ほんのちょっと読み進めてきたけれど←いや、まだ完全に理解してるとは言えないけど。全然。

とにかく、事の締めくくりとして 敵・同僚含め 本当に人がよく死ぬ❗️斬られる❗️

とにかく 時代劇で主役がブスッと悪人達を斬り殺してゆくのは よーく見てきたけれど、血は一切流れないし

まぁ殴られて気絶ぐらいの感覚で小さい頃から見てきた。

でもでも実際は。実際人を斬り殺すってことは 本当に残酷な事だったのですよ!今頃知ったわ。

刀の威力って

凄いんだね…

一瞬で人間の首を切り落とせたんだね…

切腹ってすごい…だって、自分で行儀良くお腹切りながら 結局さらに首を真っ二つにされるなんて😱。フランス革命のギロチンより回りくどくて 処刑される側のストレスすごいやん…日本人の忍耐というか

私なんか絶対自分でお腹切るとか無理!

そして、隊士が斬った斬られた の時の死体の様が🥶😖

頭真っ二つ とか

胴体は 肩の辺りを中心に、ほぼ斬りあげられる感じ とか

顔に至っては鼻がないとか

もちろん臓物なんかグチャグチャですよねー出血の量も半端ないでしょ

こういう殺され方って即死だったのかな… そして、この頃京都の街は朝になったら、死体ゴロゴロ転がってるってことか。そういう処理ってどうしてたのかな。町役人が右往左往かな。なんか町中腐敗臭とかすごかったんじゃない?そして土葬?だよね。ちょっと想像したくないけど 死体の処理がお気の毒だわーって。

即死といえば、よく出てきた 新選組隊士の切腹で、介錯人が下手クソで

首が一瞬で切れないやつ。即死できないやつ…もう酸鼻を極めるとはこの事ですわ。さすがの近藤勇土方歳三も目を背けるやつですわ。カオス。

やられる方は阿鼻叫喚たまったもんじゃない!人間の尊厳とは!?

沖田総司も そういう、現在の私から見たら残忍な殺し方をして、責務を全うしていったのだな、と思うと

なんともいえましぇん❗️

山田涼介扮する沖田総司、きっと映画の中でも 当然 人を斬りまくるんだろうな。

殺陣としてはカッコいいのだけど

実際は…酸鼻を極め、、、、

あーー怖い。

そして

やっぱり

池田屋では喀血するのかなー

私は喀血しないでほしい

でもあるよなーきっと。

 

で、本題に戻ると

新選組血風録の中で異彩を放つのは

やっぱり

加納惣三郎の男色からの三角関係が引き起こす なんともはや これも悲惨な結末。でも、男だらけの新選組のなかで当然あっただろう男色のエピソード、小説としては 面白いよね。うふふ。

でも、沖田総司に関しては、すでに幹部だったからっていうのもあるけど

全く隊士からは誘惑されない…って感じだったんだね。総司の場合誘惑されるんだったら、近藤勇土方歳三か。

ギャー!それも怖いけど!

つまり

沖田総司は可能惣三郎みたいな美男ではなかった

ってこと?

やっぱり史実の沖田総司はあの、おみつさんの孫に似た肖像画のような風貌

だったのかな。

う、うん

それも寂しいけど

 

えーと、新選組血風録のドラマ、動画で見れそうなので 見てみます。

それから、大河ドラマ

新選組!

見てみよう

 

 

沖田総司の恋

沖田総司の恋」

新選組血風録 より。

司馬遼太郎

ちようど 半分まで読み終えたところ。

こさ笛を吹く武士 の章まで来て、2章先にある、この「沖田総司の恋」という

魅力的なタイトルに我慢できず😅

先に読んだ。

(こさ笛を吹く武士、ちょっと可哀想過ぎる。粛清そこまでやる?隊を保つ為に… ま、その辺は 後ほど…)

 

あのー沖田総司池田屋で 派手にというか、大量に喀血しておられます…

燃えよ剣」では 描写はなかったのに。うん、確か。ちょっと今手元にない。あ、上巻は図書館に返しちゃってるか。

んーちょっとビックリしたな。司馬遼太郎の小説の中では、総司は池田屋で喀血しないと 勝手に決めてたから。この頃すでに労咳の症状ハッキリ出てたなら、その後数年生きることはこの時代では無理だということですが。どうなってます?

とにかく、悔やまれます。もっと早く医者にかかってれば。総司自身イヤイヤながら、正体隠して医者にかかるサマは

可愛いのだが、非常に切ない。そして、ポイントである、医者の娘への思慕…

そーっと 必ず会えるポイントに会いに行くところを 土方歳三に モロバレしてしまうんだけどー

労咳がほんの軽いもので、その後すっかり全快❗️する程度のものだったら、

もうー笑えるぅぅ!微笑ましいんだけど

症状が進みつつあり、絶対安静なのに、相変わらずハードに人斬りをしてるっていうね。もう… 

いやはや、ほっんと

土方さん、近藤さん

お邪魔虫。おせっかい。

大阪弁で、いらんことしぃ。

この恋の顛末は 先に読んだ 小説での

成り行きの方が 物語的にも マシ。どちらにしろ 切なく哀しいけれど。

小説 のなかの 沖田総司

新撰組初心者のわたくし。

燃えよ剣 を なんとか読み終え

次に 図書館で借りてきたのは

 

沖田総司」大内美予子

です。

燃えよ剣沖田総司に関する記述は少ないものの、シンプルにズキズキ来たので、沖田総司に焦点を当てた 小説を読んでみたくて。

うん

まだまだ歴史小説ヒヨッコの私には合ってました! 理想の 沖田総司が存在しました!生きてました!そして…やはり…死にました…

生かせてはくれませんでした。

 

本を閉じ泣きました。😭😭やはり。

 

この本を手に取る前に

沖田総司 新撰組孤高の剣士」相川司

を読んでみたのですが

ちょっと難しくて😅 教科書のようで

そして、そんなに総司にスポット当てた感はなく。んーイマイチ わからん!

なので、期待を込めて読み進めるのですが、うんうん、史実で有名な

芹沢鴨粛清、山南切腹池田屋

網羅してありました。あ、あと1章実は今日の時点で読み飛ばしてる。

「逆流」という章。多分これは

伊藤甲子太郎 の 油小路の変のことかな? と思い、どう総司の最後が描いてあるのだろう、と読み急ぎたくて

後にしようと思って。そうしたら、また沖田総司に会えるでしょ❗️❗️アホな私…でも、けなげでしょ?!

そしてその史実の合間に 有名?な?医者の娘への恋心の話など。

*余談

前回のブログで 大河ドラマ新撰組!

で私が見た唯一の

「ある隊士の死」

この話かな?というのもあった。こちらの小説では、隊内のお金を紛失してしまったという話で、自分で穴埋めしようとして失敗したばかりに切腹させられる。

大河ドラマの方を見てみないと確認できないけれど。

 

とにかく、この小説での総司の描かれ方は 燃えよ剣 の総司をさらに膨らませたかのようなキャラ。史実あまり論ずることを好まず 何を考えてるのかわからない不思議キャラだったらしいけど、

んーこの小説では沖田総司はん、比較的よくしゃべるよね。この時代の人にしては。話術がとても巧みで 言い方変えればお節介焼きというか、気遣いが半端ない。結局優しいのだけど。子供本当に好きだったんやね〜 八木家の勇坊と仲良し。

でも、最初登場シーンでは、血走った感じの若者で、怖がって誰も稽古に来ない😡って怒ってるんで、ん??キャラ??って感じだったな。

史実の事変の合間には 色んな人物との出会い、別れがあって、ほぼフィクション?なのかな?と思いつつ 楽しめた。

そして、とにかく 最後の日々、最期の地千駄ヶ谷の植木屋さんの離れに移るまでの 具体的な話が読みたかったので

こちらも読み応えがあって。でも、最初は離れを貸すことを渋ってた植木屋さんに近藤勇が直談判するとかはーどうなんだろう。たしかに新撰組の隊士をかくまうのって 躊躇うよな… その辺。

もし史実だったのなら、嬉しいけど確率は低そうかな…

色んな場面をどうしても「燃えよ剣」と比較してしまうのだけど

大きく違ったのは、姉のおみつさんとの別れ。燃えよ剣では、出発の朝に慌ただしく来て、の別れが もう胸につまる場面だったけど、それは こちらの小説の場合、土方歳三との別れ と なっております。まさに ドラマのシーンとしては涙、涙の名場面となり得る。だって

「土方さん!行ってはいやだ」

「総司!なんで病気になんか!」

とひしと総司を起こす土方…

もう、ダメ〜涙腺がぁぁぁ😭😭

可哀想…

ちなみに姉が庄内に出発したのは文字だけ。この辺りはちょっと残念かな。

そう、姉が去ったその日の晩に土方歳三が別れに訪れるのですよ。だから余計に辛すぎる。

そして、その後も縁のあるひとが去ってゆく。近藤勇の妻 おつね と、そのむすめ。どうもフィクションぽいのですが、どうでしょう? 別れの悲しさが余計に増すのだけど 本当に みんながみんな

行ってしまう。あ、恋してた医者の娘の今は夫が総司の主治医っていうのが

また、ドラマを引き立てていて。妊娠してるし、もう来ないでください、今度会うときは、産まれてからにしてください

みたいなやり取りがあって。また、知り人が去ってゆく… もうね…この辺り辛いわー。そして、ビックリした事に

この小説では、近藤勇の死を 総司が知ることになる!!これはいくらなんでもやり過ぎでは…んー知らずに逝かせてあげたかった。

そして…

1人江戸に取り残された総司。

世話してくれる人としか接することできない。でも、この小説では 周りの人達がわりとあたたかい。手厚く看護してくれてる感じが描かれてて 安堵。

いよいよ最期の時。燃えよ剣では、誰にも看取られることなく1人で逝った との描写だけど、こちらは その、かつて恋した娘さんの夫である医者、植木屋のおかみさん、世話する女性に看取られながら亡くなった 雰囲気なんですよね。

詳しくはわからないけれど。それならば

少しホッとしたけれど。

でも その反面、私は 孤独に旅立った

ほうを何故か取りたいな…冷酷ですかね。その方が彼らしくて。号泣だけど。

あーダメだーまた放心状態に。今夜眠れるかなぁ。

あ、私、結局 なんで沖田総司は肺結核に、いつどこで罹患したのだろうと、答えを求めてしまうのだけど。そりゃあ 女性との事もあっただろうから、そんなこんなの間に感染したのか…

それか、考えたのだけど、血を血で洗うような新撰組の活動の中で、結核の志士を斬った時に、その血液を大量に浴び、その時に 粘膜に入り込み…罹患

とか?ないですかね?結核って空気感染でしかうつらないのか。違うか。

んーそんな資料どこにもないものね。

今はとにかく

本当に、土方歳三が今生の別れの時に言った

「なんで病気になんかなっちまいやがったんだ」

これ。これに尽きる。

 

今同時に

新撰組血風録 司馬遼太郎

も読み進めてます…

「長州の間者」怖かった…

沖田総司が ひたすら 怖かった…

もう なんか ほんとに 得体の知れない怖さ。なのに お茶目でひょうきん。

はぁ。まだまだ 沖田総司探しの?旅は続く…

あ、読み飛ばした 「逆流」の章も早く読まねば!

 

「燃えよ剣」司馬遼太郎

読書自体久しぶりな私

そして司馬遼太郎氏の小説は初めて。割と 淡々と グイグイと物語が進んでゆく。

なんで読んだかというと お察し。

映画化されるとのこと。

とりあえず 図書館で借りました。今年年末か来年あたりに 映画のビジュアルの帯がついてから買います!

山田涼介が沖田総司役。それは、

前々前回のブログでも触れましたが。

いやー私には難しい小説でした。まず、漢字が多い

なんて書くと バカ?アホ?って感じですが

剣術に全く興味がないので

流儀みたいなものが頭に入らないんです。師範どうのこうのってやつ。

そして全体的に幕末の政治に関する表記も これまであまり興味がなかったので 初めて読む単語ばかりで、字面を追うけど、頭ん中素通りってことです。

新撰組に関しても、あまりにも有名な

お三方

近藤勇 土方歳三 沖田総司

はさらっと知ってる程度で、もちろん

大河ドラマ 新撰組! は一度父が旅行先で 見ていて、確か9月半ばだった。私もついでにチラッと見ただけなんですよね

それは、多分

第38回 ある隊士の切腹

これ!多分絶対これ。

結局無実で切腹させられた話だったかな…

介錯が下手だった為 絶命しきれず、沖田総司がとどめを刺す。そして最後、飛脚が走ってきて… 罪はなかったっていう話。印象に残ってる。

本編ですが

近藤、土方、沖田総司のお三方については 私がおぼろげに思ってたイメージとは違うかったんですねぇ。

 

近藤勇

冷静沈着なボス 圧倒的に剣が立つ

豪放磊落 でも、呑気で疎く 煽てられればすぐ舞い上がってしまう。深い洞察力皆無。学がない。時たま土方歳三を イラッとさせてしまう。最後 泣いて抗議し、やめろというのに 出頭してしまう。罠にかかった…?

偽名を堂々と名乗って、でも簡単に見破られた。土方の義兄の子が拷問されていて、偽名もバレたというのも一因だったという描写も有り。

* 一世を風靡した新撰組組長ということで、もっとキレる人と思ってたけれど

意外とお間抜けな面もあったのかな、、

 

土方歳三

イケメンで冷徹な剣の達人

冷徹な鬼副隊長で、猜疑心が強く容易に人に自分をさらけ出さない、心を開かない、用心深い。感覚人間であり、天才的なひらめきも併せ持つ。根っからの武士

とにかく 勇敢である。

 

*ほぼ予想どおりの剣の達人。

でも、夜這いの達人だった事実も割と書かれてて

燃えよ剣って こうやって始まるのか❗️と感心するやらビックリするやら😅

な、なぬぅぅ???土方歳三って

めっちゃ 女たらしやん!本能的に

欲しい女は奪うぜ なのか、、、

 

そして沖田総司

若き齢にして凄腕天才剣士。

ハッキリ言って、この「燃えよ剣」では

所々要所要所に登場するだけで 

そんなにページ数を割いてるわけでもなかったですね。あくまで主役は

土方歳三

歴代の例えば チラッと見た 藤原竜也沖田総司などからも、怜悧な あまり笑わないようにしてる感あったから

燃えよ剣 読み始めて 初めて知ったー

沖田総司

明るく 可愛らしい

根明でチャーミング❗️❗️

冗談が好きで、あの土方歳三さえも

からかわれてしまうような。

考えてることを見透かされてしまうような。

屯所の近所の子供達と遊んでやってた

この具体的なシーンはこの原作にはないけれど、映画では是非入れて欲しいな。

そんな 愛すべき沖田総司って

一体どうスイッチが入って

どう気持ちを切り替えて

容赦なく 人を斬り殺していたのだろう❓❓

まずそのギャップに悩んでしまうのですが。

それは置いといて。

要は

沖田総司が書かれてるところは

全て 表情も声も

山田涼介に置き換えて

読んだ❣️

土方歳三とのやりとり も 岡田准一とのシーンとして想像しながら。

これは めっちゃ想像が膨らむ膨らむ。

楽しい〜 

でもでも

わかってます。史実の沖田総司の最期。それぐらいは知ってます。

哀しい。実に哀しいけれど

いつかは発病する描写は出てくるのだ

読み進むうち、それが とっても怖くて怖くて。

頼むから最後まで健康な沖田総司でいてほしい❗️

沖田死ぬな❗️

なんて無茶な願いは通るわけも200%なく。生きていたとしても 戊辰戦争

土方歳三と共に散るか、降伏はしなかったと思う。逮捕され死刑の可能性は? はたまた晒し首か、、

それも嫌だ❗️

それか、逃げ延びて、明治維新以降も 長生きするか。何かの恩赦で 青少年に

剣道など教える師になっていたのかも。

結婚もして…

うーん、やっぱり短く散ってよかったのか。

どうなんでしょう😖

で、池田屋事件では喀血はなかったです。ホッ。意外な時に喀血の描写がありました。脱走した山南を追う途中の馬上で痰に混じる血。あぁ ここか。ここで〜

それからは ハッキリした 闘病の描写はなく、でも 負傷した 近藤勇と共に

江戸に戻る頃には もうすっかり痩せ衰えてる ご様子に あーついにそうなるか。辛い…辛い…

映画ではこの辺りのシーンもあるかな。

でも、闘病中の土方歳三との会話での総司は 土方もハッとするような、哀しくも、清々しく 透き通った美しさを醸し出してたらしく、その表情、そういったシーンがあるならば、きっと

山田くんは美しいだろう…

 

上巻を読み終わり、下巻のどこかで総司が死ぬのだろう、どこかな。と

章のタイトルを見てたら

沖田総司

というタイトルが。あー間違いなく

この章で死ぬのだなって😥

 

植木屋の納屋に匿われ 死を待つばかり

以前幕府に仕えてた医師も、もう見放している感じ…でも土方歳三が与えた 結核の薬だけは飲んでいるんだよね。けなげ…😭

この療養生活については、そう語られてないけど

姉のみつが総司を見舞い、甲斐甲斐しくお世話をしてたのだが、夫について出羽庄内に急遽旅立つことになって

その朝に 慌ただしく 訪問するのだけど

まだ姉が来てくれることで 安らぎを得、元気づけられていたのだろうに

急にみつが江戸を離れることになり

一瞬表情が消える総司。すぐ微笑むが…

あーここ!!

泣ける😭

そしてやせ衰えた腕を布団から出す

母親がわりのお姉さんに手を握って欲しくて…😭😭

このシーンはきっとある❗️

そして私はそれが号泣その①で

 

1ヶ月も経たないうちに 

たった1人で 誰にも看取られることもなく

愛刀を抱いたまま 亡くなってたんですねぇ😭😭😭😭😭😭😭😭

ここで 号泣その②

おみつ姉さんがまだ看病できていたら

まだもう少しだけ半年だけでも生き長らえていたのだろうか。難しいか…

早く楽になりたいよね…でも1人ぽっちで死んでゆくのは哀しすぎる

もうね、山田くんの渾身の臨終シーン

目に浮かぶようで😭

 

もう震えた…

逸話の黒猫を斬ろうとしたってのは

本当だったのかな。

この章を読んだ日の晩は

なんかしばらく寝つけなかった。

 

時代の流れは怖いー

かつての栄光の新撰組

これまた栄光の一番隊隊長が

こんな孤独な死を迎えねばならんとは。

これも 剣を手に、生業にしてきたことへの 報いになってしまったのかなぁ

いや、病気が悪い んだ。結核にさえかからなけりゃ

沖田総司の死で、ちょっと力が抜けちゃって

相変わらず 目まぐるしく繰り出される史実が相変わらず難しいのもあって

その後は あーもう総司いないんだ。と、私も 読み進めるのが辛くなったけど

沖田総司何度か再登場されます。

北へ向かう土方歳三の小姓であった

市村鉄之助の逸話の中で。

この16歳の少年、新撰組採用時に

土方歳三に 「沖田総司に似てる から採用!!」て言われたらしく その後

すでに病床にあった総司を世話しようとするのだけど、病気がうつるからちかづけまいとする総司の心遣いに感動する。それを励みに土方歳三の下で働く。

(この鉄之助君が土方歳三から遺品になる、あの1枚の写真を託されるのですね… すごい)

土方の最期が近づく中、土方の想いびとの お雪が訪問するのだが、その手助けをした鴻池の手代が 沖田総司が生前、彼に お雪のことを頼む、ともらしたとか。もうね、またホロっときたよ。

総司君、なんて優しいんだー君は。

あと、最後にもう一回、もう一回でてきます

なんと❗️亡霊になって。近藤勇も。他の亡くなった隊士達も。

いやー土方歳三も ビックリしたことでしょうよ。

でも…私は とにかく嬉しかったよ。

戦いの最中にいる 土方歳三、なおも

沖田総司は しっかり 彼の心の中に存在したのだわ

この名?シーンも 最後 是非映画の中に加えていただきたいです…

 

読み応えありました。

次は

沖田総司に焦点を当てた小説と

新撰組血風録

を読む予定。